アクチュアリー転職のための基礎情報


“日本ではあまりなじみがない職業のアクチュアリー。和訳すると「保険計理人」で、企業の将来的な支出を計算する人のことをいいます。日本でも将来に備えて生命保険などに入る人が増えているため、将来この職業の需要は高まっていくことが見込めるため、転職の選択肢の一つに入れても良い職業でしょう。 日本でアクチュアリー資格を取得するためには、「日本アクチュアリー協会」の正会員になることが望ましいです。会員になるには毎年12月に協会が主催する資格試験に合格する必要があり、第1次試験(基礎)に合格した人が準会員、第2次試験(専門)に合格してプロフェッショナリズム研修を受けた人が晴れて正会員となれます。準会員のままでもアクチュアリー業務は行えますが、正会員を目指して勉学に励む人が多いです。 アクチュアリーに転職するにあたってもう一つ重要なのが、どういった分野に転職するのかを知ることです。主な職場は、企業年金や生命保険、損害保険などを扱う企業ですが、信託銀行や官公庁、外資系企業などでも需要があります。最近ではリスクマネジメントの観点から、これ以外の分野での活躍も徐々に広がりを見せているようです。 転職後の収入は、やはり需要が高いこともあり他の職業よりも高めになる傾向があります。また、仕事の特性上、特定の金融分野に特化していく人が多いのですが、それを利用して数々の会社を渡り歩いて実績を重ね、キャリアアップしていく人もいるようです。 他の職業よりも高度な数学・統計知識を求められるアクチュアリーは、楽に取れる資格ではありません。しかし、将来性のある職業だということを考えれば、一考の価値はあるのではないかと思われます。”